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その後 5分ほど歩くと、サント・アポリナーレ・ヌオヴォ聖堂に着いた。6世紀にテオドリック大王の王宮教会として建てられたもの。

中は簡素で、長細い身廊には両側にコリント式の柱が 12 本ずつ並んでいた。そしてその柱上部の壁とその上の明かり窓横の壁には、祭壇の方までびっしりとモザイクが続いていた。
 
身廊の左側には、22人の聖女たちが聖母子に貢物を捧げる様子が描かれていた。 そして、身廊の右側には、貢物を手にした 26人の殉教者たちがキリストのところに向かう様子。
 
祭壇近くまで 22人の聖女たちと並行して歩いて行き、その聖母子を近くで見た。4 人の天使に囲まれ座っている姿。 身廊の右側も祭壇近くまで 26人の殉教者たちと並行して歩いて行き、キリストとその周りに立つ 4人の天使の姿を見た。これが全てモザイクということも驚くが、このキリストの真正面に立ち、キリストの目を見つめると、彼の視線の先を辿ると、反対側に聖母の姿。そして、聖母の目を見つめると、彼女の視線の先にはキリスト。まるでキリストと聖母は見つめ合うかのようになっていることに気付き感動で鳥肌が立った。これら一連の流れは全て計算され、うまくそこに調和した構図になっていたのだ。凄いの一言。
 
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