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トラムでヴロツワフ郊外の公園に行った。広大な公園の真ん中には大きな池があり、凍っていたがとても美しかった。ショパンはここヴロツワフにも来て演奏していたのだ。1830 年 11 月 9 日、ショパンが 20 才の時にこの町でピアノ協奏曲を演奏したらしい。それにしても、このショパン像、ワルシャワのワジェンキ公園にあるショパン像と全然雰囲気が違う。優雅に椅子に座っているショパン像の足元で。こっち見てる…?
 
そして、ヴロツワフの町には至るところに小人がいるのだ。あ、ここに小びとが!あそこにも!と突如として色んなことをしている小びとたちに出遇った。それでは、ここからは僕がヴロツワフの町を歩いていて遭遇した小びとたちの紹介です。
 
まず一番最初に遇った小びと。レストランの前で、ポーランドの伝統料理、ピエロギを食べていた。因みに、ピエロギとはちょうど日本の餃子のようなもの。 次に出遇った小びとは 2 人組で、1 人は大きな玉を一生懸命に押していて、もう 1 人は停めようとしていた。面白い!
 
 
それから旧市街で、電話を掛けている小びとを発見。この小びとはかなり高いところにいて、ちょうど建物の 2 階の部分にいた。   あ~、どんな悪いことをしてしまったのだろ。この小びとは、足かせを付けられ、窓の格子の中に入れられていた。可哀想に…。
 
 
ハイキングをしている小びと。どこに行っているんだろ。   この小びとには、ニューススタンドの前で遇った。新聞を配ってくれていた。
 
 
疲れたのかな、ひっそりと石の陰で居眠りをしている小びと。   肉屋を営む小びとで、包丁片手にこちらを見ていた。
 
 
僕が遇った小びとたちの中では、この小びとが一番の情熱的!体は小さくても愛情はたっぷりと伝わってきた。   この 3 人の小びとたちを見た時、3 人で遊んでいるのかと思った。ただ、よく見てみると、耳の不自由な小びとに、目の不自由な小びと、そして車椅子に乗った小びと。いつも 3 人が共に協力し合ってこのヴロツワフの町をパトロールして周ってくれているのだ。見ていて心が熱くなってしまった。とても考えさせられる小びとたち。この町が美しくあり続けられるのも彼らが守ってくれているからなのだろう。ありがとうよ。
 
さて、クリスマスを過したクラクフとヴロツワフともこれでお仕舞い。この時期はやはり寒かったけど、この敬虔なカトリックであるポーランドでクリスマスを過せとても有意義で楽しかった。夕日に染まる Tumski と 聖ヴィンセント教会、そしてそれらをくっきりと映し出すオドラ川を見ながら、さようなら、またいつか。
いよいよ 2010 年は、ショパン生誕 200 年、そして、5 年に一度の ショパン国際ピアノコンクールの年です!
 
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