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ワシントン D.C. 初日目の朝は雨だったが、まずホワイトハウスへ。思っていたよりも小さかった。

その後、議事堂 the Capitol へ向かう頃には雨も上がり明るくなって来ていた。翌日は独立記念日 4th of July のためか、TV 放送関係者が議事堂前に多く見られた。ただ、見学者のための入口はずーっと裏の方にあり、議事堂に辿り着いてからも結構歩いた。

 
予約をしていた紙を持って受付へ。10名ほどのグループに入った。赤いブレイザを着たガイドに連れられ、まずはアメリカ建国当初から今日に至るまでの歴史のビデオを大きなスクリーンで観ることに。殆ど短編映画のような感じだった。 議事堂の外観からもわかるが、内部は ロータンダ Rotunda になっており、コロンバスのアメリカ大陸発見から独立宣言に至るまでのシーンが描かれた 8 つの大きな絵が飾られていた。
 
ドームを見上げると、"ジョージ・ワシントンの神格化" the Apotheosis of George Washington というフレスコ画。50メートル以上の高さに コンスタンティノ・ブルミディ Constantino Brumidi というイタリア人画家によって描かれたもの。 13 人の女性たちは、建国時の 13 植民地を表しているらしい。
 

この巨大なフレスコ画の中で最も際立っていたのが、剣と盾を持ち自由のために戦う女性とその隣に付き添うアメリカの国鳥、白頭鷲。どことなく、ドラクロワの "民衆を導く自由の女神" Liberty Leading the People を思い起こさせた。

正午過ぎ、外に出ると青空になっていた。これは議事堂の後ろ側。 さっきまであのドームの下にいたのか。そしてあのドーム内部の天蓋にはあの見事なフレスコ画があったのか、と思い出しながら議事堂を後にした。
 
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