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アッシジ、ウンブリア、イタリア

さぁ、聖フランチェスコの足跡を辿り鬱蒼とした森に入って行った。 まず、聖フランチェスコの像から歓迎を受けた。辺りは静かで、小鳥の囀りしか聞こえない。 森閑の中をしばらく進んで行くと、この僧院があった。その前には、聖フランチェスコの祈りによって湧き出たという井戸があった。
 
僧院の中は、小さな教会や聖フランチェスコが使用していた石のベッドなどが見られた。

聖フランチェスコの敬虔な "兄弟" Leo と、空を仰ぎ見る Juniper と共に。

木の十字架。緑奥深い中の至る所に祈りの空間があった。
 
深い森をさらに奥へと奥へと進むと、小さな Cappella dei Falegnami ファレニャミ礼拝堂に出た。この礼拝堂は、聖母マリアに捧げらたものらしい。この日は、その前に学生たちが集まっていた。

アッシジの町の中心からここまでまで歩いて来た甲斐があった。

豪華絢爛に飾り立てられた見事な聖フランチェスコ大聖堂も素晴らしく圧倒されたが、このスバズィオ山の森閑とした庵の方がより深く聖フランチェスコの神髄に入り込め、とても貴重な体験が出来た。

ここにもあった小さな礼拝堂を見ながらカルチェリの庵をあとにし、下山の途についた。
 
初日目に登ったあの Rocca Maggiore 大城塞。スバズィオ山を下山時には遠景に見下ろすことに。 陽射しの強さはあったが、帰りは少し楽で、周りのオリーブ畑やウンブリア平原をゆっくりと眺めながら下山できた。

アッシジの町の城壁に戻って来た。

この地点からカルチェリの庵に向けて歩き始める時、徒歩で本当に大丈夫かの不安はあったが、聖フランチェスコのあの瞑想の場は、やはり歩いて行ったからこそ意義のあるものであったと思う。

 

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